剖学的に組織の欠損も位置のずれもない正常な人に手術を行い、
より美しくするのを審美外科aesthetic surgeryといい
隆鼻術・重瞼術・豊胸術などがあります。
一方、正常ではあるが醜くなるのを防ぐため手術を行い美しさを保持するのが、美容外科cosmetic surgery除皺術・脂肪吸引術・乳房縮小術などありますが、通常は両者を一緒にして美容外科と言われています。
●二重瞼(埋没法・切開法)
二重まぶたの手術は、美容外科の手術で最も多いものの1つですが、広告で簡単、クイックと表現され一見簡単そうに思われているこの手術は、難しくかなりの経験が必要となります。
二重まぶたの手術を考えられている方は、参考にされてください。
まぶたには一重まぶたと二重まぶたとがありますが、その割合は人種により異なります。日本人のまぶたは60%が一重で、欧米人に比べて目が出て脂肪が多いため、全体として厚っぽくみえます。そのため「ねむたそうな目」とか「細い目」などと言われています。
一方、欧米人はほとんどが二重まぶたで、それも幅が広く切れ込みが深くぱっちりしているため、一重まぶたの人にはとても魅力的です。
一重まぶたを二重まぶたにする手術は重瞼術(じゅうけんじゅつ)といわれます。
手術方法は埋没法と切開法とに大別されます。
埋没法 |
埋没法 はもっとも多く行なわれている方法です。医療用の糸でまぶたの皮膚と瞼板といわれる硬い組織を留めて、目を開いたときヒダができることで二重まぶたを作る方法です。 しかし糸で留めるだけですので糸が緩むことがあり、朝起きたら二重の幅が浅くなっている場合があります。広告ではクイック法と言われ、5~6分で行なうことを売りにしていますが、手術は早ければ良いと言うものではありません。手術時間は問題にしないでください。 |
切開法 |
切開法は腫れぼったいまぶたをすっきりさせたい場合や、埋没法では元に戻りやすい人に行われ、その状態に小切開法と全切開法とに分けられます。 |
小切開法 |
小切開法は、予定した二重の線の上に5mmほどの切開を加え、まぶたの皮膚と瞼板組織を直接糸で結ぶ方法です。この時、皮膚や脂肪の除去は行いません。埋没法に比べ緩みにくいのですが、術後の腫れは強く、まぶたにダメージを与えます。また、切開した皮膚は縫合しますので、5-6日目に糸を取るために受診が必要です。 |
全切開法 |
全切開法は皮膚のたるみが強い年配の方に行っています。たるんだ皮膚を切除し、余分な脂肪を除去した後に、まぶたの皮膚と瞼板組織を糸で結んで二重まぶたを作る方法です。最も固定性が高いのですが、手術後の腫れは特に強く、傷あとも残りますので、最近は第一選択としてこの方法を行なう医師は少なくなってきています。 |
目元 | ||
埋没法 |
糸で皮膚と瞼板をとめ、二重瞼をつくります。 |
84,000円 |
切開法 |
皮膚を一部切開し、くっきりとした二重瞼をつくります。 |
168,000円 |
目頭切開 |
瞼の内側を切開し、目を大きく見せます。 |
273,000円 |
上眼瞼脂肪除去 |
額の脂肪を除去し、すっきりさせます。 |
189,000円 |
上・下眼瞼たるみ取り |
加齢によるたるみを除去し、若返りをはかります。 |
上眼瞼:220,500円 |
鼻 | ||
隆鼻術 |
ヒアルロン酸やハイドロジェルを注入し、鼻を高くします。 |
スベニール:10,500円 |
口元 | ||
口唇形成 |
ヒアルロン酸を注入し、ふっくらとした唇をつくります。 |
スベニール:10,500円 |